シビルマテックスです。

今回は、久々のエクステリアリフォームのお話しで、ご紹介するのは千葉県船橋市の個人邸です。

冒頭から余談になりますが、東京・多摩地区の皆さんは船橋市と聞くと「ちょっと遠い･･･」と感じる人も多いようですし、船橋の方も多摩からと聞くと「遠い･･･」と同様に感じるようです。
しかしながら、シビルマテックスでは以前にも船橋市内で滑り止め工事や屋上緑化工事も行っているので施工エリアとしてはストライクゾーンやや高めと言った感じで全く問題はありませんし、遠く感じることは無いに等しいです。
電車でも京王線の多摩センター駅から都営新宿線内への直通に乗れば総武線と連絡する本八幡駅まで乗り換え不要ですしね・・。
案外近いのです。念のため・・・・。

さて、本題に入ります。
今回のエクステリアリフォームは、リフォームの延長線上で行われたエクステリアリフォームです。
普通は、この流れでエクステリアリフォームをご決断される方が殆どだと思いますし、この度のご発注者であるオーナー様も家屋の内外装リフォームを進められている中で、門塀・門扉なども壊して作り直したいとのことで弊社にお声がけを頂き、今回のエクステリアリフォーム工事が実現しました。

家屋の内外装リフォームを超有名リフォームブランドを展開されている大手さんが手掛けた後での乗り込みだったので、その仕上がりに負けないように心掛けて着手させて頂きました。

オーナー様は当初、門塀等をすべて解体撤去して再構築されるとのお考えでしたが、今回のエクステリアリフォームでは、オーナー様のご要望を最大限に取り入れつつも工法やデザイン、それらに関わるマテリアルについて幾つかのご提案をさせて頂きました。

シビルマテックスが提案するエクステリアリフォームの大きな特徴は、歩行者導線やその他スペースの利用目的を大きく変更するときを除くと健全な状態にある構造体や路盤、基礎などは極力残し継続利用するところにあります。

その理由はいくつかあります。
１．廃材を極力出さない→環境に優しい
２．騒音・粉塵を極力出さない→住宅街における近隣への配慮
３．養生（乾く、固まる）が不必要→工期短縮
すなわち、その理由の全てが環境問題だけでなくコストダウンに直結する事項なので、そこで余る費用を材料費に充当することで、より良い素材を用いてのエクステリアリフォームが可能となるのです。

では、写真と共にご案内します。

<着工前>
大谷石調の化粧ブロックによる「和」のテイストを演出した門構えでした。

アプローチにカラー平板を飛び石として使用されているケースは非常に多いですが、歩き難さと共に導線が狭く感じます。

<施工中>
駐車スペースの開口寸法を広げ、また、ポストやインターフォンも変更するので門塀の一部をカット。
高圧洗浄で古いブロックから汚れや劣化した表層を完全に落とし下地を整えます。

既存基礎は健全な強度保っているので残し、鉄筋を入念に再配筋し（横・縦）、積み増しとポスト等の設置を行います。（ポストは縦型に変更）

<施工後>
門塀と門柱の高さを整えた後、デザインモザイクタイルを貼ると堂々とした門塀として生まれ変わります。和洋のスタイルを問わない洗練された存在感が生まれ、リフォームを終えた家屋の外壁に勝るとも劣らない質感を醸し出すと共に、開口が広がりメタリック感を増したアコーディオン式門扉(フェンス)も含め全体の一体感が演出できました。

床タイルは大判の方が、小さいものより高級感が増すと言われておりますが、小面積を施工する場合にはこの手法は活かせません。門塀に貼ったタイルの4倍に当たる大きさのタイルを貼ることで壁と床をそれぞれ際立たせ、シンプルで飽きの来ない質感を演出出来たのではと思います。

カラー平板の飛び石が敷いてあった玄関までのアプローチは、透水タイプのインターロッキングブロックを使用しました。
これにより、導線にスペースの広がりを感じると同時に、少々の雨では水も溜まらないという機能が備わったことで、アプローチとしてのグレードはかなり向上したと思います。

実はこの透水インターロッキングは、先般ご案内していた「激安!!訳アリ!?透水インターロッキングブロック」です。
厚さ8センチの製品を歩道に敷くのは公共事業並みの重厚さを感じますね・・・。
ご採用有難うございました。

シビルマテックスでは、東京、神奈川、埼玉、千葉、山梨でこのようなエクステリアリフォーム工事を行っております。
現地調査、お見積もりはもちろん無料です。
また、建物との調和や施工のビフォー＆アフターを予めご確認いただけるフォトモンタージュによるデザイン提案も行っております。
さらに、着工から完成まで、施工コーディーネーターがお客様とコミュニケーションを取らせて頂きながら工程・品質・安全の管理を行い、同時に優秀な職人の手により丁寧に仕上げてまいります。

皆様からのお問い合わせをお待ち申し上げております。