コンクリートの改質事業を開始しました!
~リバコン工法~

シビルマテックスです。

永久不滅と思われがちなコンクリート。

一見健全でありながら実は問題がある場合も。
微細クラック、中性化、漏水、アルカリ骨材反応・・・。

コンクリートの化学的性状は使用される材料(セメント、砂、砂利、水、混和剤)によって変化するもので、大規模なコンクリート構造物(ダム、橋梁、トンネル等)を作るときなどには、最良を求めてその配合には一番気を使わなくてはなりません。

シビルマテックスが普段行う外構・エクステリアの分野では、細かい配合についてまでのシビアな要求はなかなかありませんが、土留の擁壁やブロック積みの基礎、スロープや階段の築造、駐車場のコンクリート舗装、建築物の基礎等、人々の生活の中でもより身近なところにあるコンクリートに携わっているので、その仕上がりと材齢と共に変化するコンクリートの表情はいつも気になっているのです。

さて、この度シビルマテックスで開始した事業とは・・・。
「高浸透性コンクリート改質剤」を用いた「リバコン工法」です。
コンクリートの改質という聞きなれない言葉ですが、その名の通りコンクリートの質を改善するわけです。
リバコンテック社製の特殊な液剤を使った施工を行うのですが、ポイントはコーティングではなく浸透させるということです。
コンクリートの奥まで(約30cm)浸透したこの液剤(リバコンリキッド)が、ある化学的仕事をしてくれるのですが、その効果は以下の通り。

 1.防水・止水効果
 2.クラックの自己修復機能
 3.中性化抑制効果
 4.塩害抑制効果
 5.アルカリ骨材反応抑制効果

色々と活躍できる環境がありそうです。

永久不滅と思われがちなコンクリートも様々な要因を抱え、本来の使命・寿命を全う出来ないコンクリート構造物が増えており、昨今の社会情勢からもコンクリート構造物の延命化は急務となっているのです。

決して大規模な構造物だけではなく、宅地の擁壁、住宅の基礎、地下室など身近なところでも同様の問題が発生しています。

備えあれば憂いなし・・・。
コンクリートも人間と同じで、早期治療が不可欠です。

シビルマテックスでは、「リバコン工法」を用いながら様々な場所で使用されるコンクリート(ブロック含む)の改質工事を行ってまいります。

今後、リバコン工法の具体的事例やその効果についてなどはこのページでも随時アップして行きますし、コンクリートの延命、補強、補修、改質に関する専門サイトも整い次第、公開いたしますのでご期待ください。