建築家の創るステンドグラスの薦め
シビルマテックスです。
先般、ある交流会にお誘いを頂き出席して参りました。
主催者は前職から長いお付き合いのある一級建築士さん。
今回は、その交流会でご一緒させて頂いた方のお話しです。
その方は一級建築士の長谷川さんと言います。
このブログの中で、実名をご紹介するって初めてじゃないでしょうか・・・。
ま、ご了解は頂いているので大丈夫です。
その長谷川さん、独立されてご自分で一級建築士事務所を主宰されていらっしゃいますが、名刺交換をしたときに。「ん?」
私は仕事柄、様々な肩書きをお持ちの方とお会いしますが、一級建築士でステンドグラス作家という方にお会いしたのは初めてでしたので色々と頭の中を過ぎるものがありました。
ステンドグラスは、様々な歴史的建築にも多用されていますが、建築家がステンドグラス作家に設計・デザインの意図を伝えて制作するというのがよくある流れだと思うのですが、建築家ご自身がステンドグラス作家という方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。
私は前職時代に、ある橋梁の上部工(高欄・親柱・歩道面・車道面)でデザインと構造のコーディネートをしたことがありますが、そのときに出会ったのが親柱に埋め込んだ「ダルドヴェール ステンドグラス」でした。厚さ2センチ程の分厚い気泡の入ったダルガラスを樹脂やモルタルで固めるのですが、その技法を見ていて自分では「こりゃ無理だ・・・」と思った記憶があります。
チャンスがあれば、こういう美しいものをお客様にご提案したいと思っていましたが、ダルドヴェールからも既に15年・・・。ステンドグラスのことは忘れていた中での長谷川さんとの出会いに忘れていた感動が蘇りました。
さて、ここで長谷川さんから頂戴した作品の写真をご紹介します。
下の写真、実は2種類とも同じデザイン&サイズです。
サンプルとして作られたそうですが、違うのはガラスだけなんですね・・・。
デザインは素材で変わるもの・・・実感させられます。
更に、長谷川さんの作品です。
海波鳥行
三位一体
雪花深々
長谷川さんの経歴や連絡先も掲載したいところですが、現在のところリンク先がありませんのでこのブログ上ではここまで・・・ということにしておきます。
現在、インターネット上でも多くのステンドグラス作品や素材が販売されています。
もちろん、作家の方も多く出展されていますが、小物や置物などではなく建築物の窓や建具にステンドグラスをお考えの方は、建築を熟知した一級建築士が創作するステンドグラスはいかがでしょうか?
ご興味のある方には長谷川さんをご紹介させていただきますので是非ご連絡をください。