インターロッキング&レンガで防草対策&庭造り!!
~東大和市~
シビルマテックスです。
「もっと早くやっておけば・・・」と後悔するのが「草取り」。
5月から6月にかけてしっかり「除草」しておくと、7~8月になっても「草むしり」程度で夏が乗り越えられそうですが、昨今の東京は亜熱帯のような高温多湿が9月、下手すると10月まで続きますので、雑草は次から次へと成長してきます。
さて、除草には様々な方法があります。
手でむしる、かまを使う、草刈機、除草剤・・・・。
問題はこの後。
せっかく、除草したからにはきちんと防草!! そう、これが大切なのです。
花壇や植栽スペースなど、良質な土がむき出しとなる比較的小面積な箇所については、皆さんマメなお手入れをされるので良いのですが、それ以外の部分は極力メンテナンスフリーとしておきたいところですよね。
今回はそんな防草対策にご熱心なお客様からのご依頼で実現した庭造りのご紹介です。
場所は東京都東大和市内某所。周囲を豊かな緑に囲まれた閑静な場所にある個人邸です。独創的な建築デザインと周囲環境のマッチングは素晴らしく、別荘のように良い意味で生活感を発しない、このままお洒落なレストランに変身しそうな雰囲気を感じる素敵なお宅です。
駐車場から玄関に至る表の顔は完璧に整備されており、我々が手をつける余地はほぼありませんでした。(お見せできなくて残念・・・)
今回の施工場所であるお庭側に回ると、近隣からの視線が届かないその場所はとても広々としており、ペイブメントに枕木を利用しアクセントに植栽も交えつつ全体のお庭作りが途中まで進んでいるという感じでした。ある程度はお客様ご自身で進められる予定だったそうですが、新築後あっという間に雑草が被い茂ってしまい手の付けられない状況になってしまったとのことです。
そこでシビルマテックスの出番となるわけですが、今回は「激安!!インターロッキングの販売・施工」ということでご指名を頂戴しましたので、そのご期待にお応えすべくまずはお客様がお持ちのプランを具現化するための材料と施工方法をご提案させて頂くことになりました。
【施工前】
まさしく、雑草魂・・・。凄い繁殖力です。
【施工中】
既存GLを意識した漉き取りと、絶対にクルマが入らないところなので相応の路盤作りを行いました。
透水インターロッキングを使用するのでサンドクッション下には透水シートが欠かせません。
実はこの透水シートは弊社で卸売り販売もしている商品なのです。ホームセンターあたりでは入手できないものなので、特別に一般の皆様にも販売することになりました。
後日このブログ上でご案内したいと思いますので宜しくお願いします。
【完 成】
建物を意識した、黒系の「透水インターロッキング」とグレー系のオーストラリアレンガのコンビネーションです。
建物から一直線に伸びたオーストラリアレンガのやや幅広のボーダーラインは広いお庭に更に奥行き広く見せる効果もあります。
異種素材のマッチングという観点からも成功といえるのではないでしょうか。
下の完成写真は、デザインをご考案くださったお客様が撮影されたものです。
ワンちゃんにとってもお庭がリビングルームの延長になったようです・・・。
屋根から雨水が滴るところには玉砂利を敷き詰めました。玉砂利の下には透水性の強力防草シートを敷いて地下茎類の発生を防ぐと共に玉砂利の沈み込みも防いでいます。
今回の施工には、「防草対策」という最大のテーマがありましたが、隠れテーマとして「透水」「保水」というワードが秘められています。
広いお庭が一面舗装されてしまうと、雨水の行き場がなくなりますし、緑や土にからの水分の蒸散作用もなくなることから輻射熱による気温上昇も問題となります。
全面をレンガ敷きにせず、あえて透水インターロッキングを使用したことにより、グレード感を保ちつつ広いお庭に高い機能が備わることになったのです。
雨水の殆どは舗装面を流れることなく地中に浸透し、周囲の土やホコリ等が透水インターロッキングの空隙を埋めることにより、保水効果と共に地中の水分を蒸散させる効果も期待できるのです。
そして、先ほどのお客様が撮影した写真を見ながら感じたのですが、ペットリフォームの観点からもお部屋からお庭に直接繋がるドライスペースの存在も良いかもしれませんね。
シビルマテックスではこの他にも防草シート、防草砂利、土間コンクリートなど様々な防草対策をご提案しておりますので、お困りの方、ご興味のある方は是非ご一報ください。
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