「花鳥風月」にシビれました~スリランカ~

シビルマテックスです。

「花鳥風月」
自然の美しい風物を友とし風雅な趣を大切にする・・・
日本人の多くが、雅な風情を想像する四文字です。

特に最近ではお店の名前やアーティストのアルバムタイトル等にも使われているくらいなので老若男女を問わず、さりげない風流さを自覚もなく求めている日本人にとって心地の良い四文字であることに間違いはありません。

今回は、この「花鳥風月」を意外なところで目にしたお話しです。

年に一度叶うか否か・・・。そして趣味といえば趣味といえる世界遺産を巡る旅。
過去にこのブログでは、それらについて取り上げたことはございませんが、歴史ある建造物など、モノづくりの参考になるような写真等もありますので、機会がありましたら時系列を無視しながらもご紹介したいと考えております。

さて、「花鳥風月」を目にした意外なところとは・・・。

スリランカです。

国土の面積は日本の20%に満たないスリランカですが、6つの文化遺産と1つの自然遺産、あわせて7つの世界遺産が認定されています。(ちなみに日本は14です)
密度的には濃いと言えますが、交通事情を考慮すると短時間で複数を巡るのはなかなか大変です。
2009年に内戦も終結し、世界中から、特に欧米からの観光客も増加中のスリランカ。
日本人はまだまだ少なく、滞在中も数人をお見掛けしたくらいです。

ツアーではない旅において、短い日程での多くの名所を巡ろうという効率を求めますと、迅速な移動手段の確保はもちろんですが、私のように細かな予習をしていない者には、優秀なガイドの存在が不可欠となります。

そんな現地ガイドと合流するのが空港の到着ロビー。どんな人物と数日を過ごすのか期待と不安が入り混じる瞬間です。
最低限、現地に詳しく、日本語+英語も流暢であること・・・。さらに、誠に勝手ながら、旅を楽しくする為に更にプラス1かプラス2のエッセンスを求めてしまうのが正直なところなのです。

バンダラナイケ国際空港に到着したのが、現地時間の深夜2時くらい。
蒸し暑く薄暗い到着ロビー周辺には、出稼ぎ先の中東から帰国する家族を待つ人々で深夜とは思えぬくらいの人、人、人・・・。日本人は他に居ないであろう状況だったので、きっと向こうが見つけてくれるだろうとボーっと歩いていると、ひとり目が合う小柄な男性が居ました。
今回お世話になった現地日本語ガイドのアヌラ バーラスーリヤ(Anura Balasuriya)さんがプラカードにひらがなで私の名前を書いて出迎えてくれました。

頂いた名刺の裏には、歌麿の美人画がドーン!!
 
吃驚する程の日本通で、日本や日本人のことをよく知る大の親日家。プラス5くらいのエッセンスを感じる人物です。

滞在中、流暢な日本語でことわざや四文字熟語、論語を織り交ぜながら現地スリランカを語るアヌラさんには感心するばかりでしたが、最も驚いたのがこれです。

日本語でスリランカの自然を紹介する本を執筆されていたとは・・・。
どうりで花や鳥に関して妙に詳しいわけです。
クルマの移動中もドライバーのサマンさんが呼吸を合わせたかのように、突然「ここは何?」ってところでクルマを停めます。
すると窓がスーっと開き、「この花は・・・」「あの鳥は・・・」とアヌラさんの説明が始まるのです。

表紙の裏側には、手馴れた様子でサインをいただきました。
「進呈」には恐縮です・・・。

アヌラさんは、作家の肩書きも持ち、他にもスリランカの人々に日本語や合気道の指導もしているそうで、巡る先々でアヌラさんに日本語を教わった日本語ガイドの皆さんが、「私はアヌラさんの弟子です」と声を掛けてくる程です。

ここでアヌラさんの後姿をご紹介。
バックプリントはすべてオリジナル。合気道家の雰囲気が漂います。

シギリヤロックに向かう後姿。
「温故知新」 ここに来た意義を悟れと言われているようです。

「風林火山」 ついて来いと背中で語る・・・。

「無尽蔵」 もちろんアヌラさんは、仏教徒です。

スリランカにビジネスや旅行で行かれる方で、優秀な通訳・ガイドを探されている方は、エージェントに「アヌラさん」を指名されてみてはいかがでしょうか。

きっと、ビジネスは成功、旅はとても楽しくなることでしょう。

エージェント等についてお知りになりたい方はシビルマテックスまでお問い合わせを!!